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●あきいろ。わたしいろ●

季節ごとに移りゆく色彩。

どの季節のそれも美しいけれど
やっぱり、秋の色がいちばん好き。




ボルドー、ブラウン、ブラック、グレイ、モスグリーン、パープル。
そんな色達に身を包み
ブーツのヒールをカツカツ鳴らして
枯れ葉色の街を歩く。

うん、イイ☆



鰯雲広がる青空の下、
いつもはベッドの脇にある本も連れ出して
公園にお散歩。

うん、イイ☆



お茄子や南瓜なんかの秋野菜がわんさか入った
スーパーの袋を左腕に抱えて
茜色に染まった空に目を細めながら辿る家路。

うん、イイ☆



焼き秋刀魚と熱燗。
まろやかなチーズと深紅のチリワイン。
そしてモチロン、
流行りに乗っかってると言われようと、
欠かせない定番、鮮やかなボジョレー。

文句無しに、イイ!(笑)



2006年の秋もこんなイイ☆を感じつつ
さらにさらに貪欲に
芸術の秋なんかに没頭してみようかと企み中。

じつは。

絵を描くことも
言葉を遣うことと同じくらい好きだったり。



せんじつ。
数年ぶりに手にした絵の具。

パレットの上で混じりあう色。そこに数滴の水。
それを真っ白な紙の上に乗せる、あの瞬間のドキドキ。
不思議な色に染まっていく水入れ。
もう何年も思い出すことのなかった緊張と快感☆


いま手元にある画材
絵の具、筆、パレット、パステル。。。etcは
ある方の物を使わせていただいています。


私にとってとても大切な人の
そのまたとても大切な人が使っていたもの。


なんの面識もないその人の其れ等を手にした時
ちょっぴりの緊張を感じると同時に
言い様のない不思議な、心地いい感覚がしました。

ふわっと風が吹いたような、
私の内側に何かを運んでくれたような

そんな感覚。


人と人の繋がりを感じるものって大好きです。
そこには体温があるから。

そして、

間接的でもほんの一瞬でも
その繋がりの中に加えて貰えたことに覚える、
大きな感謝と幸せな気持ち。


この秋

そんな縁や絆が紡ぎだしてくれる色で
沢山の絵を描いてみたいのです。



大好きなことにこんなに温かい気持ちを持って向き合えるなんて、
サイコ−に幸せなこと。

みすみす遣り過ごすわけにはいきませんもの。




やっぱり、、、

スモックとベレー帽も要ゲットかしらん。




冷えた指ほくほく南瓜あかねぐも。やわらかき雨 秋のはじまり

# by tamayura_2006 | 2006-09-16 09:08 |

●ひまじん●


久々に
やってみました。 
成分解析






■響の成分解析結果■

響の35%はカルシウムで出来ています。
響の29%は覚悟で出来ています。
響の15%はお菓子で出来ています。
響の8%は真空で出来ています。
響の3%は税金で出来ています。
響の3%は厳しさで出来ています。
響の3%は大阪のおいしい水で出来ています。
響の2%は記憶で出来ています。
響の1%は小麦粉で出来ています。
響の1%は睡眠薬で出来ています。


骨弱いのに。。。。。。
大坂のおいしい水以下は当たっているような。。。。


■ひびきの成分解析結果■

ひびきの65%は気の迷いで出来ています。
ひびきの18%は月の光で出来ています。
ひびきの10%は言葉で出来ています。
ひびきの5%は微妙さで出来ています。
ひびきの2%は呪詛で出来ています。


気の迷いって。。。。。。。。呪詛って。。。。。



■hibikiの成分解析結果 ■

hibikiの95%は媚びで出来ています。
hibikiの3%は元気玉で出来ています。
hibikiの2%は株で出来ています。


媚びって。。。。媚びって。。。。。。。。




こんなあたくしですが今後とも宜しく☆エヘ。


さらにひまじんな貴方はこちらもぜひ。
# by tamayura_2006 | 2006-09-13 06:15 |

●さよならなんてききたくないの●

涼しいを通り越して寒い一日。
ニットのベストまで引っ張り出してしまいました。

そんな昨日。
この二ヶ月の間まいにち
多い時には一日に何度も会っていた彼と会えなくて。。。



買い物に行こうと玄関のドアを開けると
今来たのさ、とでも言うような顔で
ずいぶん前から待っている彼。

玄関のドアを開けておけば
いつの間にかそこにいる彼。

外で会うと知らん顔する癖に
名前を呼べば気付かれないように
でもばればれに走ってくる彼。

私がお料理しているのをじっと見つめ
私が振り向くとすっと目を逸らす彼。


大きくて真直ぐな瞳の彼が大好きでした。


でも
彼には彼女らしき存在があったのです。
その彼女はとてもチャーミングで。
彼女もうちにやってきては
私なんかお構い無しにゆったりくつろいで帰るのです。




一昨日の晩のこと。

洗濯をしようと玄関を開けた私の
(洗濯機は外にあるので)
目に飛び込んできた
一本の青いリボン。

それは
はらりと無造作に
しかし
かなり意図的な雰囲気を漂わせそこにあり。

ところどころ
引っ掻いたようにほつれているそれは
間違いなく
長い爪を持つ彼女がいつも首につけている
あのリボンでした。

女としての私に対する宣戦布告?


その日の夜
近所のコンビニに行こうと外に出ると
彼が1人で駐車場に佇んでおり。

名前を呼ぶと
いつもはただ真直ぐな眼差しを向けるだけの彼が
とても甘えたような仕草をしました。


正直な話。
彼女には申し訳ないのですが
私は彼に恋心を抱くようになっておりましたので
その姿はとても愛おしく
すぐにでも抱きしめたい衝動にかられたのですが
その場はいつものように
「すぐ帰ってくるからうちの前で待ってて」
そう言ってコンビニへと向かったのです。

でも。

彼は待っていませんでした。


朝方になっても。

彼女もまた
姿を現すことはないまま


昨日に至っては
とうとう一度もその姿を見ることはありませんでした。


大きな瞳と
白と黒のパンダのようなコントラストが美しすぎる彼。

香り高い珈琲のような琥珀色の毛並みを持つ彼女。
一度外に出ても必ず帰りの挨拶をして帰っていく、

そんな彼女が残していったあのリボンは
宣戦布告などではなく
「サヨナラ」の挨拶代わりだったのでしょうか。


一日姿を見ないだけでこんなに寂しい気持ちになるなんて。
ここに越してきての毎日が
どれだけ彼らのおかげで笑えるものになったか。

私に心を許しはじめた彼との距離を近付けたいあまり
あの日少しからかってしまったのが原因?

女子より男子にすり寄る彼女に舌打ちをしたのが原因?

あるいは。
最近激化していた縄張り争いで何かあったのかもしれません。


嗚呼。
彼女の“とら”という本名を知ったばかりだと言うのに。
昨日新しい鰹節を買ってきたばかりだと言うのに。



明日は会えますように。

そう願いながら
星模様のトランクスを履いて心の中で
にゃー好きなの
と呟いてみる
そんな冷たい秋の宵のおはなしです。





その眼の奥に見ゆもの覘きたし 言葉判らぬもどかしさがゆえ

# by tamayura_2006 | 2006-09-13 04:02 |

●たたかうということ●


幼いころから
"闘う"ということに無関心だったような気がします。

結果。
人生に於いて
敵という存在はほとんど現れなかったように思うし
現れていたとしても気付かずに素通り、
若しくは味方と勘違いしたまま素通り
という
ある意味とても幸せな(鈍感とも言うw)生き方をしてきたように思います。

それは今でも変わりなく続き
一時期は闘争心のない自分に嫌気がさして
闘うカッコイイオンナ。に憧れたりもしたけれど
そういうものを目指すなど、
本当に一時期の幻で終わりまして

結局、
"こんなお気楽な幸せな生き方が私には向いているのだヮ"
と思うようになりました。

例え
可哀想なやつ、とか、
つまんないやつ、とか
おめでたいやつ、とか
そんなコトバを浴びたとしても。



とはいえ。

『私は万人を愛するが故に敵などない』
なんていう達観した人間でも
『オレ最強☆そこいらのやつなんか敵にもなんねぇよ』
なんていう力持ちでもなく
至極普通の凡人なので
一度や二度は人を憎んだし、
敵視したこともあります。

だけど、
周りには私は人とぶつかることなく器用に生きる人間に見えていたようで
時には、
何を考えているか分からない
と不安がられたり
感情押し殺しているんじゃない?
と心配されたり
そういうこともあったけれど

真相は単に
嫌なことがあってもそれを表に留めないでいられる
そんなシステムが私の脳の中にはあるらしくw
器用なわけでも、
不思議ちゃんでも
我慢強いわけでもなく
ただそれだけのこと。


けれど。
私には大きな敵がいたようです。
ずっとずっと前から。

その敵とは。

[自分自身]

過去のこいつが現れると
いま幸せと感じることも
いま楽しいと感じることも
いま美味しいと感じることも
許されないような気がしてくるのです。

それだけでなく
いま辛いと感じることも
いま哀しいと感じることも
いま寂しいと感じることも
許されないとさえ思ってしまいます。

過去の自分が許されないと思わせ
いまの自分はその許されないと思っていることをまた許さず。

そんなループに陥ってしまう。

これは極端だとしても
例えば
疑うのも自分自身。
迷うのも自分自身。
憎むのも自分自身。

こいつを乗り越えることが
私の闘い、なのだと思います。


そして。

そんな私の最強の味方。

それもまた
[自分自身]

このコを心から信じてあげることが、
このコの存在を認めてあげることが
何よりの力になる筈。






9月11日。

5年の歳月が過ぎました。
その間にも沢山の出来事があり
テレビをつけるのも躊躇う程です。


人にとって本当に必要な闘いは
人を躓かせることでもなく
人を責め続けることでもなく
ましてや
人の命を奪うことでもない。

真に必要な闘いがあるとするならば
自分の胸の中にある
自分自身との闘いなのかもしれない
そう思うのです。

# by tamayura_2006 | 2006-09-12 05:31 |

●きょうのわたくし●

救急の日(土曜日)
〓本日の必須項目〓

❶お醤油を買う

❷バナナを買う

❸空の牛乳パックを開く

❹ペットボトルのラベルを剥がす

❺枕カバーを洗濯

❻靴下のほつれを縫う




〓本日の選択項目〓

❶鍋を磨く

❷友達のバースデイカードを描く

❸寺山修司を読み終える

❹近所のお寺のお地蔵様と話をする

❺溜まっているメールに返信をする

❻椎茸を買う

❼いい加減このブログ記事のカテゴリーを分類する

❽腹筋をする

❾うどんを打つ




〓本日の希望項目〓

❶福山雅治とランチ

❷椎名桔平とディナー

❸谷原章介と朝まで飲み





有意義な土曜日を過ごせますように☆

# by tamayura_2006 | 2006-09-09 09:34 |